車検はできるだけ安くしたいけど、どこまで必要な交換すべきかわからないですよね。
見積書を見ても本当に必要なものだけなのかわかりませんし、整備士に交換するかと聞かれても判断しようがありません。
正直なところ、わからないから全部をお任せしているとかなり無駄な出費をしてしまう確率は高いです(経験上)
とはいえ、車検時に交換しておいた方が工賃的に安くなるものもあるので、交換部品やメンテナンスのバランスは悩みどころ。
この記事では、
- 車検時に交換した方がいいもの
- 交換すべき必須部品
この2点を中心にお伝えしていきます。
車検でやった方がいいおすすめの項目は?
まずは、エンジンオイル交換の割り引きサービスなど、車検と一緒にすることで安くなる作業項目はおすすめ度が高いといえます。
ディーラーや整備工場などで車検の見積もりをとると、法定費用や整備点検料などの必須項目のほかに、車検のときにお得になる追加サービスなどのおすすめの項目も合わせて提示されることがあります。
車検ではエンジンオイル交換は必須項目ではないのですが、車検を受けたいお客さんを呼び込むためのサービスとして、通常時の交換費用よりも安い価格でのエンジンオイル交換サービスが提供されているのをよく見かけます。
車種にもよりますが、一般的にエンジンオイルは5,000〜10,000km毎での交換が推奨されていますので、年間走行距離の多い方はもちろん比較的走行距離が少ない方でも車検時にエンジンオイルの交換時期が近付いている場合が多いかと思います。
そのため、車両メンテナンスの面からみても費用面からみてもエンジンオイル交換のオプションはお得で人気が高いものとなっています。
ただし、車種によっては指定のエンジンオイルを使用しないとメーカー保証が適応されなくなることもあるようですので、ディーラー以外で車検を受ける際には事前に車の保証条件を確認しておくなど注意が必要です。
車検で交換した方がいいものは?
先に紹介したエンジンオイルのように、クルマのメンテナンス上必要性が高く、車検時に一緒にすると費用が安くなるものがオススメです。
お店によって違いはありますが、エンジンオイルやオイルエレメント、ATFやブレーキフルードの交換作業などが車検時の割引サービスとしてよく提供されています。
また、車検時にはタイヤをはずして点検作業をおこなうため、ウインターシーズンの前後であれば車検時にスタッドレスタイヤを一緒に持ち込むことで無料でタイヤ交換(入れ替え)作業をしてくれることも多いです。
通常、ガソリンスタンドやカー用品などでスタッドレスタイヤの交換作業をしてもらう場合には数千円の工賃がかかりますので、ウインターシーズンにスタッドレスタイヤを利用する方で車検時期とタイヤ交換時期が重なる場合はぜひ利用したいサービスです。
車検時期が近くなったらネットやチラシなどでお近くのお店の車検サービスを探してみるとよいでしょう。
車検で交換すべき必須部品とは?
車検の整備点検記録簿にある点検項目に関する部品で破損しているものや、タイヤやブレーキパッドなど残量が足りないものがあれば交換が必須となります。
また、自動車の保安基準に違反しているものなど法律に反するものも交換や取り外しが必要となります。
例えば、タイヤのはみ出しや運転席・助手席の窓のスモークフィルムなどは保安基準上よくチェックされる部分です。
このように、車検の点検基準や保安基準に関する部品で基準を満たさないものやギリギリのものは、車検時に交換すべき部品と言えるでしょう。
そのほかの部品は、車検を通すだけなら実は交換しなくても車検を通すことができてしまいます。これは、車検という制度が必要最低限度の点検内容で構成されていて、しかも検査時点の車両の状態しか検査しないという特性があるためです。
例えば、年式が古めの車でそろそろ交換したほうがいいような消耗品が多い車でも、上記で紹介した車検の点検基準や保安基準に関する部分だけを最低限点検・整備して、陸運局に直接車を持ち込んで検査をするユーザー車検を受けて車検を通すということも法制上は可能です。
ただし、この場合は車検の後すぐに不具合が発生しても保証などはありません。
このように車検の費用を極力安く抑えるために必須部品の点検や交換しかしないという方法もあるわけですが、実際には車検後も引き続きその車に乗るわけですから、耐久性や安全性を考えて消耗品や劣化が心配な部品は早めに交換をすることが望ましいでしょう。
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