
車の異常ではないケースも含めて、気になる異音として比較的多い「カタカタ」音。
車の修理の必要がない場合もありますが、やはりカタカタ鳴っているのは気になるものです。
ここでは、そんなカタカタ音が鳴るケースについてよくあるケースをご紹介します。
原因が特定できればすぐに対処できる場合もあれば、車の異常によるものもあるので、まずは発生原因を探ってみてくださいね。
車から走行中にカタカタという異音が聞こえる原因は?
走行中にカタカタという音が聞こえる場合にはさまざまな原因が考えられます。
車は鉄やプラスチック、ゴムなどのさまざまな物質によって作られた数多くの部品で構成されているため、車のどの部分からもカタカタ音が発生する可能性があると言えます。
また、一言でカタカタ音といっても、音の発生源となる部品によって音の種類や大きさに違いがでてきます。
例えば、車内から発生するカタカタ音としては、ドアトリムやダッシュボードなどの内装が車の走行による振動で動いてカタカタと鳴っている場合もあれば、カーオーディオなどの電装品に不具合があって作動音がカタカタと鳴る場合もあります。
また、車外から聞こえる音としては、外装部品やエンジンルーム内の部品が走行による振動を受けてカタカタと鳴っている場合もあれば、駆動系や足回りなどに不具合があってカタカタ音が発生している場合もあります。
走行振動の共振による内外装のカタカタ音であれば、大きな音でなければ走行にはそれほど影響がない場合が多いですが、電装品や駆動系などに不具合があることでカタカタ音が鳴っている場合は注意が必要です。
もちろん走行中にカタカタという音が聞こえる原因は多岐にわたりますので一概に問題ないとは言えませんし、音の大小についても人によって感じ方は異なると思います。
正しく原因を見極めて安全に車を運行するためにも、音が気になる場合はディーラーなどで点検をしてもらうことをおすすめします。
停車中のアイドリング状態でカタカタ音が発生する原因は?
車が停車している際にカタカタ音が発生する場合は、エンジンのアイドリングによる振動を受けた部品の共振音や、電装品などの不具合が考えられます。
エンジンのアイドリングで発生する振動は走行時の振動と比べて小さいため、この振動を受けて発生するカタカタという共振音は小さくて軽い感じの音が多いと思います。
例えば、窓の横の内装カバーであるピラートリムなどの質量が軽い内装部品やエンジンルーム内のプラスチック製の部品などから、取り付けの緩みなどが原因でカタカタ音が発生する場合などが考えられます。この場合、音が鳴っている部品を手で軽くおさえるとたいていは簡単に音が止まることが多いです。
アイドリングの振動によってダッシュボードや外装などの大きくて重量のある部品から音が発生することは少ないでしょう。
また、電装品など可動部品からカタカタ音が聞こえる場合は、電気的な不具合や部品の故障なども考えられます。
段差を越える際に足回りからカタカタ音が聞こえる原因は?
走行中に路面の段差を越える際に足回りからカタカタ音が聞こえる場合は、ブッシュなどのゴム製部品の劣化やショックアブソーバーの劣化などが考えられます。
また、足回り部品の取り付け部の緩みや不具合なども音の発生原因として考えられます。
車の足回りやフレームなどにはブッシュと呼ばれるゴム製の部品が取り付けられています。このブッシュは路面から伝わる振動を緩和して乗り心地や静粛性を保つ役割を持っています。
このブッシュのゴムが劣化してくると振動を緩和させる能力が低下するほか、取付部に隙間ができて段差などで部品が動くことで異音発生の原因になる場合もあります。
ショックアブソーバーも路面から伝わる振動を制御する役割を持っていますが、劣化すると可動部にガタが生じてカタカタ音が発生する場合があります。
部品の劣化以外にも足回り部品の取り付け部の緩みによって音が発生することもあります。
車からカタカタ音が聞こえる場合の修理費用は?
車から異音が発生する際の修理費用は、その発生箇所や原因などによって修理内容が大きく異なります。
走行時やアイドリングによる振動を受けて内装などからカタカタと音が鳴っているなど、取付部の増し締めや補強等の簡単な作業で修理できる場合は、数千円程度の工賃で直る場合があります。
カーオーディオなどの電装品に不具合がある場合は、部品代だけで数万円から10万円以上の費用となる場合があります。
また、足回りのブッシュ交換の場合は、ブッシュ自体は数千円程度と安いですが交換工賃は車種によって数千円から数万円と幅があります。
ショックアブソーバーの交換となると一本につき数千円から1万円以上の部品代と、一箇所につき1万円程度の交換工賃がかかる場合があります。