普段はあまり見る機会のない車検証ですが、見方を知っておくと車検や車の性能について必要な情報が記載されているので役立つ時が訪れる可能性は高いです。
必要時に適切な情報を読み取るためにも、車検証の見方を確認しておくことをおすすめします。
車検証の見方(日付編)
車検証に記載されている日付についてご説明します。
まず最初に、車検証の発行日についてですが、右上の欄外の日付がその車検証が発行された日となります。
次に真ん中あたりには登録年月日・交付年月日という欄があります。登録年月日と交付年月日の違いですが、登録年月日はその車が新規登録された日、交付年月日は名義変更などで内容が変わった際にその内容が登録された日になります。
そして最も大事な有効期限ですが、真ん中あたりの「有効期間が満了する日」という欄がそれになります。この日を過ぎると車検切れになり、公道を走れなくなってしまいますので、それまでに必ず車検を受けるようにしてください。
その車検期間ですが、この有効期限が車検を受ける目安となります。見方としては、有効期限の1カ月前から当日までに車検を終える必要があります。それ以前に受けることもできますが、そうすると期限も前倒しされてしまうので、ご注意ください。 意外と知らないけれど大切な車検証の日付、ルールを守って安全に運転するためにも、ぜひ意味を理解して快適な車ライフを楽しんでください。
車検証の見方(車の性能編)
車検証の見方としては、一番上の左側にはナンバープレートの番号が記載されています。その隣には登録年年月日が記載されていますので、年式がわかります。
その右側には車に関する情報が記載されていて、一般的な自動車であれば「普通」、「乗用」、「自家用」、「箱型」と記載されています。
2行目にはメーカーと最大乗車定員、最大積載量、車両重量、車両総重量が記載されています。
3行目には車の方式と原動機の型式が記載されていますので、これらの情報を調べると駆動形式や4wdであるかがわかります。
その隣には排気量が記載されていて(単位はリットル表記)、その右側にガソリンかハイオクかなどの燃料の情報が記載されています。
その下の欄には所有者の住所と所有者の名前が記載されています。
所有者と使用者が異なる場合は使用者の住所と氏名が記載されているはずです。 その下には車検の満了する期間が記載されています。
一番下の欄には備考欄があり、一般的には、満たしている排気ガス規制の名称や、走行距離、などが記載されています。
車の性能を調べる場合には型式や原動機の型式、排気量の項目などを参照すると車の駆動方式など、車に関する性能を調べやすくなっています。
まとめ
車について詳しくなくても、車検証の見方さえ知っていれば必要な事項はすぐに車検証から読み取ることが可能です。
全てを暗記する必要はありませんが、何か必要な情報があって探す際には車検証を参照しようと思いつくだけでもだいぶ違うと思います。
車について詳しくないと思っているほど車検証の参照場所を知っておいて欲しいと思います。